【66】映像授業の効果性

ところで、この映像授業、どれほどの効果があるのでしょうか?たしかに良い結果を収めているという事も言えなくはないですが、どれだけ集中できているのでしょうか?

以前に、パソコンの操作の勉強を映像で学べるものがありましたが、たったの30分でしたが、なかなか集中していくことが難しく、どうしても眠くなってしまう状況がありました。

確かに、必要に駆られてなんとかしてスキルアップしたいという意識があれば、そうならなかったとおもいますが、たいていの場合受け身型の勉強は集中力が切れてしまいます。さほど興味のないテレビ番組をみていると、眠くなってしまうのと同じです。

もちろん、すべての映像授業でそうなるとは思いませんし、すべての生徒が必ずそうなるとは限りません。ただ、かなりのモチベーションがないと集中力が維持できないということです。それができる生徒は、かなり効果的な勉強といえるでしょう。というより、それができる生徒は、自学自習できて、映像などのフォローも必要ないかもしれません。

というわけで、ただでさえ苦手な教科科目の勉強を強いられている状況で、かなり意欲的に取り組まないと、集中が続かないことでしょう。ましてや、その会場に臨席しているわけでもないので、寝ていても相手の先生には迷惑はかかりません。周りの目を気にしなくていいというのは、悪い意味で効果的になるとなかなかやっかいなものになります。

受け身の授業ほど時間とお金の無駄になるものはないでしょう。なんども繰り返しますが、全く無駄とはいいませんが、かなりの積極性をもっていないと、無駄になりますよということです。