【65】映像授業が取り入れられる背景と問題点

最近は映像授業が流行っています。無料のものも含め、いろいろな形態がありますが、その問題点を考えていきたいと思いますが、まず映像授業が流行る理由について考えましょう。

最近、まわりの塾をみると、中学生の高校受験対象が多く、大学受験や高校生対象となると、ほとんど大手の映像授業を取り入れているところが多いようです。

原因の多くは、人材不足といえるでしょう。大学受験まで教えられる人材を確保するのは難しく、アルバイトの学生も、たいていは大学受験は避ける傾向にあります。

また映像授業での生徒が、難関大学に合格したときに、それはその塾自体の功績といえるのかどうか微妙なところではないでしょうか。まあ、宣伝のためにも、それをうたうところもあるようです。

高校合格までは面倒をみますが、それ以降は映像で勉強してくださいというのが主流になりつつあります。映像も、全国的な人気を誇る講師がやるのだから、間違いがないと思えるのかもしれません。

この映像授業だけで勉強することの問題点についていくつか考えていきたいと思います。①効果性、②計画性、③バックアップ体制にわけて考えていきましょう。次回、その効果性の問題について考えます。

HASHIKENの無料体験(中学生対象)はここがちがう!!

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【無料体験】

よくある無料体験の形について考えていきます。

よくあるパターンとしては、一定数の生徒を集めて、同じ教材のプリントなどを配って、勉強する形態です。

そこでの一斉授業では、授業を受けても勉強の仕方や自分で考える力(思考力)は身に付きにくいものです。

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上記より3教科まで選択できます。

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3/15から受付開始。最終締め切り日は3/25です。受付時間は午後2時から午後8時まで。

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【64】理想とする6年間理社カリキュラム

では理想とするカリキュラムはどのようなものかということになりますね。これもあくまで提案でしかなく、まだまだ研究が必要だという前提で聞いていただけたらと思います。

塾長もよくいうのですが、まずは基礎は今まで通り必要だということです。どこにフランスやイギリスがあるかわからないでは、EUの話はできませんし、江戸時代や明治時代のからの流れを知らなくては、経済の話もできないわけです。ですので、基礎をしっかりするために、今までの内容は踏襲することは必要でしょう。

そこで、6年間を活かして少しでも先取りすることは重要です。もちろん、とにかく全員が先取りとはいかないかもしれませんが、全員が付いてこれるようなペースで先取りすることです。

私立であれば、土曜日も授業があり、絶対的な学習時間も多いわけですから、そこを活かすことができます。

ただ注意が必要なのは、とにかく先取りといって、生徒に調べてこいというような不親切なことはしてはならないですし、ついてこれないペースでどんどん進めるのもよくありません。そこが、コンダクターとしての先生の存在価値になると思います。こ

こが大きな問題点ですね。功を急ぐあまり、とにかく先取りして一年前倒しで進めて、最終学年で入試対策一本で一年間勉強していく。確かにそれができれば苦労しませんが、はたしてどれだけの生徒が一年前倒しについていけるでしょうか。

ある私立の先生は、その中に何人かついてこれる生徒がいて、その生徒が、東大合格などの結果を出せればいいと考えているようです。要は、9割以上の生徒の犠牲のもと、1割程度の生徒の授業を行っているということになりますね。そのために、そのカリキュラムについていけず、私たちの塾に駆け込んでくる生徒が出てくるわけです。

さて最終学年では先取りのおかげで時間ができるとおもいますので、そこで課題を設けてグループ学習等のカリキュラムをいれていくことができるでしょう。もちろんグループでなくても一人一人に課題を与えることができます。志望校の入試問題をやってくるでもよいかと思います。

そして、それらをやりっぱなしではなくて、必ず先生が管理する必要があります。どこまでできているか、あとどうすればゴールできたかということをアドバイスしてあげることができるでしょう。

このような、教科の内容をただ教えるだけでなく、その内容を学ぶペースや学び方を考えてあげるのが重要ではないかと思います。

2020年の教育改革にむけて、現場の先生たちも右往左往しているところがありますが、いずれにしても本当の学力とはなにかを考えて考慮した結果このような感じになりました。

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今年は受験学年だけどどんな勉強をするのがいいのか

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高校入試もこれから大きく変化します

その一方で、内申(定期テスト)対策も必須です。

では、入試対策はどうしますか?

公立も私立も 入試も傾向が大きく変わり、その対策はどうしたらいいのか

特に英語ではスピーキングの試験があります!

この一つについても具体的な自分に合った方法はあるのか、次から次へ疑問がでてきますね。

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【63】某私立中学の理科

前回に引き続きその学校の理科のカリキュラムについて考えます。

公立の中学では、一分野で物理・化学、二分野で生物・地学があり、それを三年かけて行うので、一年間で3分の一を終わらせる感じです。

それに対して某私立中学では、その6年間というスパンを活かして、大学受験を見据えた勉強を始めていきます。その最初がなんと、『地学基礎』でした。

これもまた、高校の地学基礎のテキストを渡してはいますが、それを使用することはなく、プリントで先生の独自の視点で授業が展開していきます。しかもその内容が、いきなり大学受験レベルのもので、定期試験もセンター試験に出題されてもおかしくないようなものをつかっていました。

いやーこれもまた、驚きのカリキュラムですよね。それまで小学生だった生徒に、これから中学の内容と思いきや、すでに高校の入試レベルをぶつけてきているとは・・・。

最初に地学といったところはあとで問題とするとして、まあ二分野の地学の内容を勉強するといったイメージならわかります。自信の仕組みや岩石の種類などを学んでいくのならわかるのですが、プレートテクトニクスやホットスポットなど、地学特有のっ言葉を意味も分からず教え込まれる生徒をみていると、本当にかわいそうになってきますね。

さらに理科の最初の一年で地学基礎だけ学ぶこと、これもまた大きな間違いのように思います。

中学の理科ってどんなものなのだろうと、それまで一生懸命先取りして、イオンとかまで学んできた、ほんと勉強意欲のたくましい子供たちに向けて、大学入試であまり使用しない地学基礎から勉強させるとは・・・。あきれてしまいます。

前回の社会と理科と考えてきましたが、ほんと中学入試を一生懸命勉強してきた生徒を生かすも殺すも学校次第だなって感じですよね。

その生徒は、ほんとよく勉強して中学を合格したと思います。ちょっとした高校入試の歴史の問題にも、きちんと答えられ、年代や文化などもよく覚えていました。あとはその知識を関連付けさせて、大きな知識のネットワークを作ってあげることができたらよかったのですけどね。

次回は、それなら理想とする6年間のカリキュラムはどんなものなのか、私なりに答えてみたいと思います。

【62】某私立中学の社会

最近見かけた、あまりにひどい某私立中学の社会の授業についてお伝えしたいと思います。

きっと今年も中学受験をパスして、来年から意気揚々としておられる方もいることでしょう。ただ本当に注意しないとならないのはこれからです。

確かに、高校受験をしなくてよく、大学もエスカレーターでいけるところもあることでしょう。ただそれが逆に、カリキュラムを適当にしてしまう原因となってしまうことがあります。特に中学の理科社会は、高校受験がない分、本来は高校の内容を先取りしてやるならわかるのですが、その勉強はその時にすればいいので、中学の時期は、担当の先生に任されているところがあり、それが悲惨な結果になることがあります。

公立の中学では、一年次で世界地理と歴史の前半。二年次で日本地理と歴史の後半。三年次で近代の歴史と公民といったのがスタンダードなものです。時折、一年で地理全部、二年で歴史全部といったものもありますが、それも問題ない範囲でしょう。

このカリキュラムと比べてほしいのですが、ある中学の地理は、一年次で世界地理をやるのですが、一学期の半分は朝鮮半島、二学期全般にわたって中国、三学期は残りの適当な場所といった感じでした。中には、四大中華料理の種類を覚えさせる内容もありました。

もちろん、そんなカリキュラムにあうテキストもありませんから、一応市販のものを渡しておきながら、実際にはプリントで授業をやって、テストはそのプリントから出され、それを暗記しているかどうかの内容といったものでした。

これで、地理の勉強になると思われるでしょうか?

通常なら、最初の一年で、世界のいろいろな国々の地形や農業、工業などについて学んでいるのに、この学校では中国が好きな先生の独壇場になっていますね。きちんとした知識が関連付けて教えられているのではなくて、単なる物事の羅列と丸暗記・・・これではとても授業とは言えないのではないでしょうか?

さらに残念なのは、このカリキュラムが正しい方針に沿ったものかどうかは、ご家庭では判断しにくいということです。学校の先生のカリキュラムに苦情をいうことは、かなりの勇気のいることでしょう。

また全国範囲の実力試験などをやれば、それで成績が図れるので間違っていることもわかるのですが、残念ながらそれがわからないものになります。そこには、次のような言い訳が成立するからです。

『私のカリキュラムは、高校の先の大学受験を見据えたもので、そこでは幅広い知識が必要なり、センター試験が変わるので、それにも対応するために必要なものです』

こういわれると、そうかもと思うかもしれませんが、これは大きな間違いです。

センター試験が変わるのは確かですが、それもまずは今までのような基礎知識があって初めてのものです。どこにどんな国があるか、山がどこにあるか川がどこにあるか、どんなものが特産品かなどがわからないで、その国の問題について話し合いをすることができるのでしょうか。

あくまで基礎学力の上に、幅広い知識の繋がりがでてくるわけで、上記の言い訳は、大学受験にどのように対応したらよいかわからないどころか、自分は中学担当なので、責任は高校時の先生が担うので、関係ないといったなんとも無責任な解答になっているわけです。

さらにカリキュラムも独自のものになっているので、公立の生徒と同じ実力試験は受けられません。そのために、そのカリキュラムが正しいかどうかも計れないわけです。

そう考えてくると、ほんと私立の中学の理社は、アドバンテージを活かすどころか、むしろ公立の生徒より悪い結果が決まっているような気がしますね。

もちろん、これは某私立中学の例ですべての学校がそうとはいいません。ですが、中学受験で合格できたから安心と思っていたら大変なことになることもありますので、しっかり学校の授業の内容を確認していただきたいと思います。

次回、この学校の中学の理科についてお伝えしたいと思います。これもまた、最悪の結果が待っています。

2019年 合格体験記⑥

今回は杏林大学保健学部の臨床検査に推薦で合格したOさんの合格体験記です。

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私は、まず受験するために何を勉強したらよいのか、自分ではさっぱりわからなかったので、プロジェクト表がとても役立ちました。

いつから何をして、いつまでにそれを終わらせたら良いのか、しっかりと塾長先生と一緒に決め、迷うことなく取り組み続けることができました。

また自分のやりたいペースに合わせ勉強ができたので、すこしスローペースな私にとても良かったです。

先生方もとても親しみやすく、普段人見知りが酷く学校でもあまり話ができない私が、積極的に質問できるくらいで、本当に取り組みやすい授業だと思いました。

短い時間でしたが、お世話になりました。本当にありがとうございました。

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今回は、授業での先生たちに対する親しみやすさと、質問のしやすさが取り上げてくれていました。

私もOさんを担当していましたが、人見知りとは思えないくらい、毎回山ほどの質問をもって授業に臨んでくるので、まさかそんな性格だとはおもったこともありませんでした。

よくどこぞの個別指導とかでもありますが、わからないところはわかるまでやる・・・まあそれは当然として、わからないところがどこかを見極めていく必要もあるわけです。生徒によっては、何がわからないのかわからないこともあるので、それを考えさせる必要もあります。

さらに、それをすべて教えてしまっては、生徒のためになりません。素晴らしい解答を先生がつくってくれて、それを丸写しする勉強では、いつになっても独り立ちできません。

「よく手取り足取り教えてほしい」とかありますが、これをやってしまうと、その後もずっと付きっ切りで教えていかないとなりません。自分で考えることをせず、人に頼りっきりになってしまうからです。今後の人生の課題に取り組むときのためにも、あくまで自分で答えに到達できるようにしていく必要があります。

必要な時に助け船を出しますが、かといって助け過ぎないようにするのが、SSの極意といえるでしょう。この匙加減は、一朝一夕にはマスターできるものではないと思います。これもHASHIKENならではということになります。

今後も、ここで学んだ勉強法を使い込んでいってほしいと思います。

 

2019年 合格体験記⑤

今回は慶應大学法学部に合格したF君の合格体験記です。最近は、慶應・早稲田と入学者の定員を減らしてきている状況で、見事に合格しました。そのポイントを確認してみてください。

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『慶應法学部に合格できた理由』

私が第一志望の慶應に合格できた理由は、大きく分けて二つあると思います。一つ目は、塾の綿密な指導、二つ目は精神面の安定です。

まず、一つ目については、私は現役時代、長文を大雑把に読み、解答することや、復習のやり方がいまいちわからないなど、勉強の仕方、問題の解き方とともに多くの欠点がありました。しかも、自分では自覚がありませんでした。

そんな中で、先生方が問題の解き方など、根本的なところから正してくれました。このように問題の解き方など、根本的な面から指導が出来るのは、この塾の先生との距離の近さがあってのことだと思います。

そして、二つ目については、あまり深刻に悩むことはなかったものの、私は浪人生としてこの立場、例えば、これ以上浪人はできないということなどについて悩みました。

その中で、なかなか自分で答えが出せない時は、先生(特に塾長先生)に相談しました。すると、どの先生に相談してもほとんどの場合、納得のいく意見をもらえました。そして、前よりも自分んに自信が持てるようになりました。

正直にいうと私は、あまり慶應に合格する自信は直前までありませんでした。でも先生方のアドバイスのおかげで、自分に自信をもって臨むことができてたのだと思います。

以上の二つから、私はこの塾の最大の強みは、先生との距離が非常に近いことだと思います。それによって勉強とメンタルの綿密なケアをしてもらえたことが、合格の最大の要因だと思います。

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今回の合格体験記には、ほかではあまり伝えられない部分がよくわかるものになっていました。先生との距離感が近いことが大きな要因でした。

昨今、大学入試を教える先生と実際に接触を持てるところは少なくなっています。内容がハイレベルなこともありますので、多くの塾予備校では、衛星放送や動画配信となってしまっているわけです。そうすると先生と生徒の距離感は遠く感じてしまいますよね。

HASHIKENでは、親身になって考えてくれる先生が、映像などに頼らず解説したり、相談に乗ったりしてくれます。これも、ほかにはない特徴といえるでしょう。

特に卒業生ともなると、学校生活があるわけではないので、自分でモチベーションを保ち続けなくてはならないので、いろいろな不安に押しつぶされそうになります。そんなメンタルケアも、実際の先生がいることで、相談できるのは安心ではないでしょうか。

このようなサポートシステムやカウンセリングマインドは、塾長先生に限らず、それぞれの教科の先生が持っているので、どの教科でも(また事務のチーフマネジャーも相談できるので)バックアップ態勢は万全といえるのではないでしょうか。

また月一の定例ミーティングを全教員が参加で行っていますので、そこで意思統一や、問題となっている部分について話し合っていますので、問題を共有していることも強みといえます。

これらがほかの塾にはないHASHIKENならではの強みです。