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【66】映像授業の効果性

ところで、この映像授業、どれほどの効果があるのでしょうか?たしかに良い結果を収めているという事も言えなくはないですが、どれだけ集中できているのでしょうか?

以前に、パソコンの操作の勉強を映像で学べるものがありましたが、たったの30分でしたが、なかなか集中していくことが難しく、どうしても眠くなってしまう状況がありました。

確かに、必要に駆られてなんとかしてスキルアップしたいという意識があれば、そうならなかったとおもいますが、たいていの場合受け身型の勉強は集中力が切れてしまいます。さほど興味のないテレビ番組をみていると、眠くなってしまうのと同じです。

もちろん、すべての映像授業でそうなるとは思いませんし、すべての生徒が必ずそうなるとは限りません。ただ、かなりのモチベーションがないと集中力が維持できないということです。それができる生徒は、かなり効果的な勉強といえるでしょう。というより、それができる生徒は、自学自習できて、映像などのフォローも必要ないかもしれません。

というわけで、ただでさえ苦手な教科科目の勉強を強いられている状況で、かなり意欲的に取り組まないと、集中が続かないことでしょう。ましてや、その会場に臨席しているわけでもないので、寝ていても相手の先生には迷惑はかかりません。周りの目を気にしなくていいというのは、悪い意味で効果的になるとなかなかやっかいなものになります。

受け身の授業ほど時間とお金の無駄になるものはないでしょう。なんども繰り返しますが、全く無駄とはいいませんが、かなりの積極性をもっていないと、無駄になりますよということです。

【65】映像授業が取り入れられる背景と問題点

最近は映像授業が流行っています。無料のものも含め、いろいろな形態がありますが、その問題点を考えていきたいと思いますが、まず映像授業が流行る理由について考えましょう。

最近、まわりの塾をみると、中学生の高校受験対象が多く、大学受験や高校生対象となると、ほとんど大手の映像授業を取り入れているところが多いようです。

原因の多くは、人材不足といえるでしょう。大学受験まで教えられる人材を確保するのは難しく、アルバイトの学生も、たいていは大学受験は避ける傾向にあります。

また映像授業での生徒が、難関大学に合格したときに、それはその塾自体の功績といえるのかどうか微妙なところではないでしょうか。まあ、宣伝のためにも、それをうたうところもあるようです。

高校合格までは面倒をみますが、それ以降は映像で勉強してくださいというのが主流になりつつあります。映像も、全国的な人気を誇る講師がやるのだから、間違いがないと思えるのかもしれません。

この映像授業だけで勉強することの問題点についていくつか考えていきたいと思います。①効果性、②計画性、③バックアップ体制にわけて考えていきましょう。次回、その効果性の問題について考えます。

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【64】理想とする6年間理社カリキュラム

では理想とするカリキュラムはどのようなものかということになりますね。これもあくまで提案でしかなく、まだまだ研究が必要だという前提で聞いていただけたらと思います。

塾長もよくいうのですが、まずは基礎は今まで通り必要だということです。どこにフランスやイギリスがあるかわからないでは、EUの話はできませんし、江戸時代や明治時代のからの流れを知らなくては、経済の話もできないわけです。ですので、基礎をしっかりするために、今までの内容は踏襲することは必要でしょう。

そこで、6年間を活かして少しでも先取りすることは重要です。もちろん、とにかく全員が先取りとはいかないかもしれませんが、全員が付いてこれるようなペースで先取りすることです。

私立であれば、土曜日も授業があり、絶対的な学習時間も多いわけですから、そこを活かすことができます。

ただ注意が必要なのは、とにかく先取りといって、生徒に調べてこいというような不親切なことはしてはならないですし、ついてこれないペースでどんどん進めるのもよくありません。そこが、コンダクターとしての先生の存在価値になると思います。こ

こが大きな問題点ですね。功を急ぐあまり、とにかく先取りして一年前倒しで進めて、最終学年で入試対策一本で一年間勉強していく。確かにそれができれば苦労しませんが、はたしてどれだけの生徒が一年前倒しについていけるでしょうか。

ある私立の先生は、その中に何人かついてこれる生徒がいて、その生徒が、東大合格などの結果を出せればいいと考えているようです。要は、9割以上の生徒の犠牲のもと、1割程度の生徒の授業を行っているということになりますね。そのために、そのカリキュラムについていけず、私たちの塾に駆け込んでくる生徒が出てくるわけです。

さて最終学年では先取りのおかげで時間ができるとおもいますので、そこで課題を設けてグループ学習等のカリキュラムをいれていくことができるでしょう。もちろんグループでなくても一人一人に課題を与えることができます。志望校の入試問題をやってくるでもよいかと思います。

そして、それらをやりっぱなしではなくて、必ず先生が管理する必要があります。どこまでできているか、あとどうすればゴールできたかということをアドバイスしてあげることができるでしょう。

このような、教科の内容をただ教えるだけでなく、その内容を学ぶペースや学び方を考えてあげるのが重要ではないかと思います。

2020年の教育改革にむけて、現場の先生たちも右往左往しているところがありますが、いずれにしても本当の学力とはなにかを考えて考慮した結果このような感じになりました。

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【63】某私立中学の理科

前回に引き続きその学校の理科のカリキュラムについて考えます。

公立の中学では、一分野で物理・化学、二分野で生物・地学があり、それを三年かけて行うので、一年間で3分の一を終わらせる感じです。

それに対して某私立中学では、その6年間というスパンを活かして、大学受験を見据えた勉強を始めていきます。その最初がなんと、『地学基礎』でした。

これもまた、高校の地学基礎のテキストを渡してはいますが、それを使用することはなく、プリントで先生の独自の視点で授業が展開していきます。しかもその内容が、いきなり大学受験レベルのもので、定期試験もセンター試験に出題されてもおかしくないようなものをつかっていました。

いやーこれもまた、驚きのカリキュラムですよね。それまで小学生だった生徒に、これから中学の内容と思いきや、すでに高校の入試レベルをぶつけてきているとは・・・。

最初に地学といったところはあとで問題とするとして、まあ二分野の地学の内容を勉強するといったイメージならわかります。自信の仕組みや岩石の種類などを学んでいくのならわかるのですが、プレートテクトニクスやホットスポットなど、地学特有のっ言葉を意味も分からず教え込まれる生徒をみていると、本当にかわいそうになってきますね。

さらに理科の最初の一年で地学基礎だけ学ぶこと、これもまた大きな間違いのように思います。

中学の理科ってどんなものなのだろうと、それまで一生懸命先取りして、イオンとかまで学んできた、ほんと勉強意欲のたくましい子供たちに向けて、大学入試であまり使用しない地学基礎から勉強させるとは・・・。あきれてしまいます。

前回の社会と理科と考えてきましたが、ほんと中学入試を一生懸命勉強してきた生徒を生かすも殺すも学校次第だなって感じですよね。

その生徒は、ほんとよく勉強して中学を合格したと思います。ちょっとした高校入試の歴史の問題にも、きちんと答えられ、年代や文化などもよく覚えていました。あとはその知識を関連付けさせて、大きな知識のネットワークを作ってあげることができたらよかったのですけどね。

次回は、それなら理想とする6年間のカリキュラムはどんなものなのか、私なりに答えてみたいと思います。

【62】某私立中学の社会

最近見かけた、あまりにひどい某私立中学の社会の授業についてお伝えしたいと思います。

きっと今年も中学受験をパスして、来年から意気揚々としておられる方もいることでしょう。ただ本当に注意しないとならないのはこれからです。

確かに、高校受験をしなくてよく、大学もエスカレーターでいけるところもあることでしょう。ただそれが逆に、カリキュラムを適当にしてしまう原因となってしまうことがあります。特に中学の理科社会は、高校受験がない分、本来は高校の内容を先取りしてやるならわかるのですが、その勉強はその時にすればいいので、中学の時期は、担当の先生に任されているところがあり、それが悲惨な結果になることがあります。

公立の中学では、一年次で世界地理と歴史の前半。二年次で日本地理と歴史の後半。三年次で近代の歴史と公民といったのがスタンダードなものです。時折、一年で地理全部、二年で歴史全部といったものもありますが、それも問題ない範囲でしょう。

このカリキュラムと比べてほしいのですが、ある中学の地理は、一年次で世界地理をやるのですが、一学期の半分は朝鮮半島、二学期全般にわたって中国、三学期は残りの適当な場所といった感じでした。中には、四大中華料理の種類を覚えさせる内容もありました。

もちろん、そんなカリキュラムにあうテキストもありませんから、一応市販のものを渡しておきながら、実際にはプリントで授業をやって、テストはそのプリントから出され、それを暗記しているかどうかの内容といったものでした。

これで、地理の勉強になると思われるでしょうか?

通常なら、最初の一年で、世界のいろいろな国々の地形や農業、工業などについて学んでいるのに、この学校では中国が好きな先生の独壇場になっていますね。きちんとした知識が関連付けて教えられているのではなくて、単なる物事の羅列と丸暗記・・・これではとても授業とは言えないのではないでしょうか?

さらに残念なのは、このカリキュラムが正しい方針に沿ったものかどうかは、ご家庭では判断しにくいということです。学校の先生のカリキュラムに苦情をいうことは、かなりの勇気のいることでしょう。

また全国範囲の実力試験などをやれば、それで成績が図れるので間違っていることもわかるのですが、残念ながらそれがわからないものになります。そこには、次のような言い訳が成立するからです。

『私のカリキュラムは、高校の先の大学受験を見据えたもので、そこでは幅広い知識が必要なり、センター試験が変わるので、それにも対応するために必要なものです』

こういわれると、そうかもと思うかもしれませんが、これは大きな間違いです。

センター試験が変わるのは確かですが、それもまずは今までのような基礎知識があって初めてのものです。どこにどんな国があるか、山がどこにあるか川がどこにあるか、どんなものが特産品かなどがわからないで、その国の問題について話し合いをすることができるのでしょうか。

あくまで基礎学力の上に、幅広い知識の繋がりがでてくるわけで、上記の言い訳は、大学受験にどのように対応したらよいかわからないどころか、自分は中学担当なので、責任は高校時の先生が担うので、関係ないといったなんとも無責任な解答になっているわけです。

さらにカリキュラムも独自のものになっているので、公立の生徒と同じ実力試験は受けられません。そのために、そのカリキュラムが正しいかどうかも計れないわけです。

そう考えてくると、ほんと私立の中学の理社は、アドバンテージを活かすどころか、むしろ公立の生徒より悪い結果が決まっているような気がしますね。

もちろん、これは某私立中学の例ですべての学校がそうとはいいません。ですが、中学受験で合格できたから安心と思っていたら大変なことになることもありますので、しっかり学校の授業の内容を確認していただきたいと思います。

次回、この学校の中学の理科についてお伝えしたいと思います。これもまた、最悪の結果が待っています。

【61】試行テスト実施結果

2020年度からセンター試験の廃止と変更にむけて、新しく取り入れられるテストの試行テストが行われました。やはり予定通りの問題が起きていますね。

一番の問題は点数の公平さです。今回は自己採点となりましたが、記述に関しては、まったく公平というのは難しいことが分かっています。

特に数学などには、部分点がありますし、また模範解答とは全く違う解法で答えに到達する人もいることでしょう。その場合は、模範解答とは違うので×でしょうか。また部分点も、どこまででどのくらいの点数を上げるかも、採点者によって変わってくることでしょう。

これを一人の人が採点するのならば、問題ないのですが、多数の採点者がいるとその採点基準はまちまちになるのは当然といえます。これらの公平性をどうするのか、今後の対応に期待したいところです。

【60】夏休みの短縮と猛暑

ここにきて大きな問題となっているのが、タイトルの内容です。

今年は猛暑のため、学校の授業を少なくしたい状況にありながら、その一方で夏休みを短縮して、二学期を始める時期を早めたいというこのジレンマが問題になっています。

まずは、なぜ短縮が必要になったかということです。

まもなく小学校でも英語が必修化されます。そうすると、従来の教科以外に英語の時間割を作らなければならないわけです。簡単に考えると、英語の必修化で、トータルの授業時間を増やしていかないとならなくなったわけです。

とはいえ、週休二日で、年間行事もやっとやっている中で、簡単に増やすことはできない。となると、あまり影響がでない、長期休暇を削減することになるわけです。

もちろん冬休みや、春休みなどはただでさえ短い時間なので、削減とかできるわけがありません。ですので、夏休みを短縮し、二学期を一週間くらい前倒しして、始めることでその時間を確保しようというわけです。

そこにきて、猛暑のためにクーラーの無い校舎での授業はどうなのかということになってきます。とはいえ、学習要領にはあらがえないわけですから、仕方なく暑い中での授業となります。

そもそも、夏休みとは、暑い時期に授業ができないので、その季節を避けるためのものだったのではないでしょうか。そんな当初の目的も逸してしまったこの状況。

土曜日の授業の復活は難しいのでしょうかね。

週休二日は絶対譲れないラインなのでしょうか。週休二日にして、得をしている人はいったい誰なのでしょうかね。先生たちは結局部活等で、土日出勤になっていたりしますから、なんか、現場にはあまり影響のない方々が、週休二日を豪語するための大義名分のような気がします。

現場を知らないどこかの方々が、ちょっと良いかと思ったことを推し進める状況・・・以前の“ゆとり教育”の導入時と同じように感じてしまいます。

【59】教育業界の旧態依然

教育業界は、まだまだ旧態依然の部分が多いです。そこが良いところだという人もいますが、時代に合わせて柔軟に変化させることが必要ではないでしょうか。

2020年問題に関しては、英語に関してはかなり変化が求められるのは確かですが、それ以外の教科はなかなかわかりにくいところがあります。そのため、結局、以前と同じようにするだけで十分というところが出てくるわけです。

さらに注意したいのは、この「以前と同じ」というところに問題があったとしても、ずっとそのままというところがあります。特に学校の対応に困るところで上げられるのが、学校のカリキュラムの必然性です。

本当にそのカリキュラムで、大学受験対策につながっていくのだろうか、きちんと結果につながっていくのだろうかと疑問になるところが多い部分があります。

公立の中高ではある程度シラバスに制限があるので、良いとしても、私立のカリキュラムは、かなり個人依りになっていたりして、そのところを誰かが気が付いて指摘しようにも、そこをベテランの先生であれば、なかなかアドバイスしにくいところとなるでしょう。時に、それが本校の特色だといわれてしまうとさらに困ったことになるわけです。

そのような授業が行われているかどうかの簡単なチェック方法は、配布された教科書を使っているかどうかというところでわかります。

どこに自信があるのかわかりませんが、そのような学校の先生は、自作のプリントで授業を行い、それを授業中に作業させることを目的としています。まだその内容が、その教科の基礎的なところであればよいのですが、中には、本当にただ穴埋めで、時事問題を扱う社会の先生などが登場してきたりします。

社会としては、時事問題に対する意見を自分で考えるようにするので、確かに必要といえば必要ですが、そもそも基礎学力がない中でそれを教えることに意味があるのかどうか。さらには、板書をして繋がりを教えてくれるのであればいいのですが、単に穴埋めで重要語句や重要人物・年代を暗記するといったものでは、それこそ丸暗記の何も広がらない知識を教えているに過ぎないといえるわけです。

より社会を具体的に感がると、例えば、アジアを勉強する際に、韓国の大統領などを覚えていくわけで、そのうち板門店宣言などがあつかわれるのでしょう。そもそもなぜ朝鮮半島が問題になっているのかもわからないまま、それを暗記するわけですから、知識もなにもあったものじゃない気がします。

今、私立に行かれている生徒をもつ親御さんは、是非、子供たちの授業内容に興味をもって確認してもらえたらと思います。あるいみ“カリスマ”教師は必要ないのではないでしょうか・・・