2018年 合格体験記⑩

今年の最後の合格体験記です。現役で私立の医学部に合格したW君の合格体験記を綴ります。


『自立して考える力』

入試は大変に緊張するものです。受験の時、緊張が見た目で伝わってくる人もいました。しかし、私は確固たる自信をもって全ての試験に臨むことができました。これは、HASHIKENでの日々の勉強で身につけることができた、『自分で考える力』のおかげといえます。

私が入塾したのは、まだ部活が続いていた三年の夏でした。部活の関係上、周りの受験生とは違ったペース勉強を進める必要がありました。

それを解決してくれたのが、HASHIKENのプロジェクト表です。入塾時に、何月までにこれを完了させる、といった表を全員作成してもらえるのですが、これが非常に役立ちました。勉強の見通しがつくために、モチベーションの向上に繋がり、効率的に勉強をすることができました。

各教科の先生が教えてくれるテクニックや考え方は、どれもシンプルかつ強力でした。『何故?』を突き詰める授業のおかげで、自分でも考える力がぐんぐん育ちました。気さくな先生が多く、非常に質問しやすい環境は、その力を育てるうえで、とても役に立ちました。

現在、大手の塾の主流は映像授業ですが、どうしても一方的になってしまうという難点があります。入試で問われるのは、自立して考える力です。その力を養うために、普段から自分で考える習慣を身につける必要があり、その場を提供してくれるのが、HASHIKENです。

もし迷っている人がいれば、是非体験にきてみて下さい。先生や塾の雰囲気の良さを肌で感じることができるはずです。


彼もほんとよくがんばってくれました。HASHIKENをよく活用してくれたと思います。自分のやるべきこと、やらなくてはならないことを認識して、それを実行に移す実行力があったのが大きかったですね。

最初に彼が、授業に入ってくるときに、とても私たちの授業に期待して入ってきたのを覚えています。そのために、こちらとしてもしっかりリードしていかないとならないと実感したときでした。

是非今後もいろいろな忙しいスケジュールがあると思いますが、その中で計画的に物事を処理し、自分の糧としていってほしいと思います。

2018年 合格体験記⑨

今回は文系受験でほぼ受験したところすべてに合格したS君の合格体験記です。


『己を捉え、受け入れる』

私は受験を通して、己の性分をはっきりと思い知りました。怠けがちで、何をするにしても一拍遅いのです。

私にとって受験勉強は、その性格との戦いでした。まともにしていれば成績は上がるのです。しかし、まともにしていることが何より難しい。心に巣食うナマケモノをたたき起こして、机に向かわせる、そんなことを繰り返していたのです。

正直今も、心のうちのそれが去ったとはとても思えません。生まれてからずっと共にあったといっても過言ではないものなので、仕方ないようにも思います。

しかし、実は私が彼の存在をはっきりと捉えたのは、先に記したように、受験期のことなのです。それまでは漠然と感じていただけでした。そうして、司会の端にちらついていたナマケモノをその中央に移し、よく観察したことは、大きな意義のあることでした。

私は己の本性を明確に捉えました。そうすることで己を御しやすくなったのです。私という人間に対して、第三者の視点からアドバイスできるようになったのです。

私にこのような内向な変化が起きたのは、HASHIKENの先生方という外向きな刺激があったためでしょう。先生方は、各生徒にあった助言や教導を下さりました。その言葉を私なりに咀嚼し、その結果純粋な知識や学力をつける過程で、副産物的に、しかし重要なものを得たのです。

私は後輩たちにあまり大きな口を叩くことはできません。ただ自分なりに怠惰な己を奮い立たせてるのに必死で、立派なことをしたわけではないのです。

しかしもし私のように心の中のナマケモノに苦しめられている人がいるのなら、こう伝えたいのです。

「ナマケモノを追い出そうとしなくても構わないから、それを正面から捉え、受け入れ、そのうえでうまく扱うことが肝要だ」と。

私を、この考えそして現役合格に導いて下さったHASHIKENの先生方、ありがとうございました。


自分の弱点を見極めて、それとうまく共存していくことができるようになったようですね。自分の弱さを認めることが、なかなか勇気がいりますが、それをすることが第一歩ということでしょうかね。

まずは自分の性格と向き合って、その中でどのように勉強していくかを考慮できたのはとても良かったと思いますね。今後にも活かしてほしいと思います。

2018年 合格体験記⑧

今回は、私立の法律学部に合格したHさんの合格体験記です。


私は入試を通して、注意力と粘る力が身についたと思います。

昔からケアレスミスが多く、得点源である問題も落としてしままっており、一度受けたときに一問で落ちてしまいました。

しかし、今まで行ってきたチェックテストなどでケアレスミスをなくす練習をしてきたおかげで、二月の入試では合格することができました。

長い現代文の文章や英語の長文を読む際に、内容が理解しにくいものであっても、主旨を追いかけ、わからないところがあっても、言い換え文を探すなどして読み進めることができました。

不足していたこともたくさんありましたが、その分得ることができたこともたくさんあったと思いました。これからも受験を通して得たものを忘れずに、頑張って行きたいと思います。


彼女もまじめにコツコツやってきた生徒でした。

いわれたことを忠実にやることで、学力向上につながっていったと思います。そんな素直さがなにより大事ですね。

【56】ホーキング博士の偉業

物理学者のホーキング博士がなくなりました。ほんと残念です。

時空の中に、虚数軸をつかって時間を制御することなど、面白い発想がよかったですね。障害にも関わらず、思考力は宇宙の果てまで広がっていたということでしょうかね。

重力波の観測や、ダークマターの存在、ダークエネルギーの計測など、まだまだ楽しみな要素のある物理学の未来です。基礎学問だけに、すぐにお金に結びつかないので、なかなか認識されることは少ないでしょうが、それらの積み重ねが、結局大きいんですけどね。

2018年 合格体験記⑦

今回は私立の理系大学に合格したSさんの体験記です。


私が、大学受験に挑戦しようとおもったきっかけは、高校受験の失敗でした。中学の時に、部活に打ち込んで、あまり勉強に手がつけられずにいたので、高校では、少し勉強を頑張ろうと思っての決断でした。

しかし、高校で学ぶ内容はレベルも上がり、そう簡単にうまくはいきませんでした。そんな時に出会ったのがHASHIKENでした。HASHIKENでの授業や勉強法は、他の塾では見られない独自のものでした。

まず、この塾の授業は、先生が生徒に一方的に教える授業ではなく、生徒自身が、自分で学んでできたことに関して、しっかり取得できているかを確認し、できていないところはを補う形のものでした。

こういった授業のおかげで、自分の弱点を把握することができました。さらに、この弱点を放っときっぱなしにするのではなく、『見える化』して、いつでも復習できる形にしたものが弱点ノートでした。弱点ノートは、塾で勉強した内容のものだけではなく、普通の自習の内容、学校の授業の内容、志望校の過去問まで使える方法で、効率よく弱点の補強ができました。

HASHIKENに来るまでは、「弱点の補強」をここまで徹底的にできていなかったので、HASHIKENに入ってからの学習内容の理解度はかなり高まり勉強が少し好きになれました。

もう一つHASHIKENで印象的だったのが、数学総合の授業です。この授業では、割り当てられた解答のない問題を自力で解いて自力で解説するというもので、理系のくせして数学が苦手な私は少し苦戦していました(笑)

しかし、『自分で解説する』つまり『相手を説得する解法を意識する』ことで、より数学的な記述力と、数学的な思考力が身に付き、本番の試験で役立ったと思いました。

今までHASHIKENで学んだ勉強法は、自分の学力を伸ばしてくれただけでなく、これから先、大学に行ってからも生かしたいと思いました。また受験を通して、支えてくれたもらった塾長先生や、チーフ、講師、勉強する機会を与えてくれた両親に感謝したいです。


彼女もよく頑張っていましたね。いろいろ悩むことは多かったり、学校の授業が受験をするために組まれていなかったりと苦労していましたが、最後までやり抜いたのがよかったですね。

今後も、あきらめずに問題に立ち向かっていってほしいと思います。

2018年 合格体験記⑥

今回は、私立の理系に合格したH君の合格体験記です。


『大学受験を終えて』

自分は三年生になってから受験勉強を始めました。塾選びのときいろいろな塾を回ったのですが、この塾だけは、『努力すればどんな大学でもいける』と自信をもっていってくれて、HASHIKENに決めました。

最初塾長先生と年間予定表を立てている時は、「よしやってやるぞ!」と思っていたのですが、いざやってみるととても普通にやて終わる量でなくて、何度もくじけそうになりました。

ですが、教科ごとの先生の厳しくも情熱のある指導のおかげで、なんとか食らいついていけました。

自分は三年生の6月のおわりの大会まで、バレー部に入っていたのですが、それとの両立がつらくて、毎日睡眠時間と勉強時間との闘いだったのですが、今思えば、あそこであきらめなくて本当によかったです。

自分がこの一年で一番”カギ”だったと思うのは、夏休みだったと思います。自分はとにかく夏休みで400時間勉強することだけを考えていたのですが、それを達成できたのもHASHIKENの山のような課題のおかげだったと思っています。

学校がなくなって他の人がどれくらい勉強しているのか、どのくらいのレベルに到達しているのかわからなくなったとき迷わずに勉強できたのは自分の大学受験において、とても大きなことだったと思いました。

自分は比較的理系科目は興味があったので、勉強することが苦ではなくどんどんできるようになって楽しかったのです。でも言語系の科目で、特に英語が苦手意識もあり、最初にここに入ったときは、本当の基礎の基礎しかわからなかったのですが、桜先生の指導でコツコツ頑張った結果、自分の満足ゆくレベルまで到達できてやっててよかったと思いました。

いつも金曜日の桜先生の授業で『精度が足りない!』と怒られ、毎週金曜日が来るたびに憂鬱な気分になっていたのですが、いつも怒られるたびに、「なにくそ~っ!」とおもい、見返してやろうと猛勉強していたのですが、今思えばあの言葉がなければどこかであきらめていたかもしれないと感じます。今は、桜先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

自分でいうのもおかしいと思うのですが、自分は二年生までは相当バカだったと思います。そして到底普通の塾がやっているような授業形式の勉強では、大学受験に間に合わなかったと思います。そこで、HASHIKENの自習メインの授業に出会えてよかったと思います。自分は運動部で体力だけは人一倍あったので、多分これ以上自分にあった塾はないなと思いました。

あとだから思えるのかもしれないですが、努力は必ず報われるのだなと思いました。

ここで学んだことは、人生においてずっと使えることだったと思うので、自分がこれから先、大きな壁にぶちあたったときでも、努力することを忘れず立派な人間になりたいです。


よく頑張ってくれましたね。体験記もかなり長文で上げてくれました。内容も自分の中の葛藤や苦労などがよく書かれていたと思います。

確かに、かなりの量をこなすことになりますが、受験生だとその瞬発力と集中力でこなすことができます。ぜひここで学んだことを今後の人生に活かしてほしいとおもいます。

【55】なくならないカンニング

最近のニュースで英検受験の際に、カンニングが発覚したとのことでした。いつになってもカンニングはなくならないですね。

そもそもテスト偏重の現代の考査制度においては、限界があることは確かなので、あとは受ける側のモラルの問題ですね。

以前にもお伝えした通り、大学においてもカンニングは横行している状況です。もちろん、まじめに受験している生徒もいるので、すべてがそうだとは言えません。ただ、本来の学業以外に精を出してきた生徒たちには、必要なようですね。特に、語学はその影響が大きいようです。

というのも、語学とかは、結局のところそれまでの英語とかとちがって、文献などを読むために必要なものとなっているので、その先がありません。つまりは、それを使って次の段階に進むという事は、それぞれの語学科にでも行かない限り、そこで終わりとなるので、しっかり勉強しなくても大丈夫という風潮があるのでしょう。

それに比べて、基礎学問は、それを使ってさらに先の内容を勉強するので、それができていないと大変です。ですので、そこはしっかり勉強することになるわけです。

2020年の大学入試制度改革において、英検をつかっての受験も考えられているなか、カンニングがその後の進路に大きく影響を与えるのであれば、今後もなくならい傾向にあるのかもしれませんね。