2016年– date –
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使用テキスト
皆さんは塾のテキストと聞くと、一教科でどのくらいの冊数と考えておられるでしょうか。1冊か2冊といったところでしょうか。 HASHIKENでは、一年間に十冊ほどに到達する生徒が多くいます。たとえば英語においては、単語・文法・作文・読解といっ... -
【11】 考えない大学生・・・就職編
しっかり勉強することもなく、のらりくらりと大学まできてしまった『考えない大学生』もいよいよ最終章の就職となります。 就職氷河期と言われて久しいですが、果たしてそれは本当なのか疑問の部分があります。また、出身大学でフィルターをかけられる... -
【10】 考えない大学生・・・円熟編
さて大学の単位の取り方について考えてみましょう。あくまで私の通っていたころですので、今では変わっているかもしれません。 基本大学4年間で120~130単位が必要です。その中にはその学部学科の必修の科目を含むことになります。 一年間続... -
【9】 考えない大学生・・・成長編
前回から、あまり勉強せず、我慢して勉強することもなく、大学まで到達してしまった大学生の話をしました。 もちろん、すべての大学生がそうだというわけではありません。しかし、最近は我慢して勉強することから逃げてしまう子供たちが多いということ... -
【8】 考えることをしない大学生・・・誕生編
日本の大学の場合、入り口は狭いが、出口は広くて簡単に卒業できるといったイメージがあるかもしれません。今回はその入り口が広くなっていることをお伝えしたいと思います。 その原因は少子化による生徒数確保の手法に問題があるからです。大学入試と聞... -
【7】 センター試験の数学
前回とその前で数学は過程が大事で、それを評価すべきだという話をしてきました。そのためマークシートには不向きであることは決定的な問題です。とはいえ、センター試験から数学を外すわけにはいかないですし、センター試験の受験生の数を考えると、当... -
【6】 マークシートだから簡単?
よく私立などを受験する生徒がいう言葉に 『マークシートなのでそこまで勉強しなくても大丈夫だと思います。』 という生徒がいます。いやはやなんとも・・・ そもそもマークシートで解答を求める目的は、採点を効率よく短時間に行うために取り入れられ... -
【5】 数学は結果よりも・・・
今回は、数学の教科特性についてお伝えします。 もしかしたら数学の問題は、四角四面で答えが一つでかなりタイトなイメージがあるでしょうか? 全くそれは当てはまらないとお伝えしたいと思います。確かに小学校の計算の結果などは1つになるのはあり... -
【4】 数学の一斉授業による錯覚
今回は数学の授業スタイルについて取り上げてみたいと思います。 先日某予備校の数学の授業を聞いたところ、数十年前の授業のやり方となんら変わりがないということに驚きました。勉強といえば、 『先生が前にいて講義の形で解説解答をしてくれる様... -
【3】 先取り学習の弊害『一夜漬け知識』
前回中高一貫校のカリキュラムの問題点をお伝えしましたが、それに付随する問題として先取り教育の弊害についてお話します。 先取り学習の目的は、公立では中高6年間でやることを5年で学習して、最終学年は復習や総合問題を中心に大学受験対策をする... -
【2】 私立中高一貫校の問題点
今回は私立中高一貫校の問題の部分についてお伝えしたいと思います。 一時期、私立中学入試が流行した時期がありました。まだ続いているといるといわれる方もおられるかもしれません。まず、ではなぜ私立中学を目指すのでしょうか? 学習環境が整っ... -
なぜ勉強しなくてはならないのか・・・後編
さてなぜ勉強をする必要があるのか後編です。 前回、芭蕉の句のニュアンスの違いをお伝えしましたが、そこにその時おかれていた芭蕉の状況を重ねていきましょう。 前述の句は、最後から2つ目の句と紹介したとおり、この句を詠んでから、芭蕉は間も...