さて大学の単位の取り方について考えてみましょう。あくまで私の通っていたころですので、今では変わっているかもしれません。
基本大学4年間で120~130単位が必要です。その中にはその学部学科の必修の科目を含むことになります。
一年間続けて出席し、試験やレポートの提出によって、各単位をもらうことができます。講義は4単位、演習は1単位、実験は0.5単位です。
さてここで考えてみると、理系の学部は演習や実験が年度が進むにつれて増えてきます。しかも実験などは、2コマ連続で3時間とかおこなって、しかも毎回それについてのレポートを提出しないとなりません。かなり時間が必要です。その一方で、文系などはほとんどが講義のため、実質3年で卒業単位はとれてしまいます。たいていは最終年度に卒業論文を書くために、ゼミに参加する必要がありますが、それも一週間に1コマ90分だけで、ほかの時間は実質生徒に任されている時間です。
さてこうなると、いかに勉強をしないで卒業をするかを考える生徒としては、文系で、講義も前回のブログに書いた方法で取得し、最終年度にいたってば、一週間に一コマで4単位といったかなり充実した学生生活を送ることができるようになります。
その一方で、理系実験系の生徒は、ほぼ毎日研究室に入りびたり。数日連続の実験で途中で地震があってやり直しなんていうこともあります。それでやっとやっとの1単位。この格差はしかたないのでしょうかね。
そんな状況ですから、就職時には大きな違いが生じてくるわけです。ずっと青春を謳歌してきた生徒と、ずっと自分の目標をもって勉強をコツコツしてきた生徒どちらをあなただったら採用しますか?
次回、考えない大学生最終章・・・就職編です。