教務– category –
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【20】 一度楽をしてしまうと・・・
以前は‘ゆとり教育’が中心で、カリキュラムの内容も、授業日数も減らして、ゆとりをもたせようとのことでした。 しかし、それではまずいことがわかって、カリキュラムの内容を増やし、授業日数も増やしたいけど土曜日は休みにしたいというどこかのお偉い... -
【19】 東大までの人・・・
昨今の全世界の大学ランキングでは、あまり上位に日本の大学は入りません。それでも東大というブランド力は日本の中では大きいのではないでしょうか。そのギャップにあるのは、『東大までの人』の存在でしょう。 社会人1年目の人や、大学院に進んだ人... -
【18】 解答を人質にとった授業
今回は高校の数学の授業の内容についてちょっとお伝えしたいと思います。 数研出版の『オリジナル』という問題集をご存知でしょうか。この問題集は主に前年度の入試に出題された問題をあつめたもので、進学校の数学の傍用の問題集として使われることが... -
【17】 公立高校に危機感はあるのか?
アクティブラーニングというキーワードが定着しつつある中で、その浸透度はどのくらいのものだとおもわれるでしょうか?これが公立高校と私立高校で、その認識度に遥かな隔たりがあります。もちろん、すべての公立高校や私立高校がそうだとはいえませんが... -
【16】 予想以上にひどい状況の青田買い
最近、明らかになった青田買いのニュースがありました。模擬試験の結果だけで、合格を内定させる大学がありましたね。一応一般入試を形だけでもうけてくださいとのことでしたので、実際の一般の合格最低点より内定合格者の中には点数が低い生徒がいたと... -
【15】 2学期の始まりは8月なのはなぜ?
今回は、2学期の始まりが最近は8月中になることがほとんどです。8月いっぱいが夏休みというのは、かなりレアな状況です。今日や明日から2学期が始まることが多いようです。なぜこんなことになってしまったのでしょうか? 夏休みの短縮の必要が生じた... -
【14】 アクティブラーニングの目的
今回はよりアクティブラーニングに焦点を合わせて考えてみましょう。 アクティブラーニングの目指すものは、『生徒が自分で問題を発見し、それを自らの力で対処する』・・・いわば生きる力ともいえるかもしれません。 数年前まで言われていた『ゆとり... -
【13】 定期試験は生徒のためのもの?
前回アクティブラーニングの話をしたところ、大変盛況な様子でありがたいと思います。今後も少しずつお伝えしていきたいと思います。 今回は定期試験の話です。最近の生徒は、ここまで述べてきたように2つのタイプに分かれるようです。一つは、従来と... -
【12】 アクティブラーニングってなに
最近聞くことが多くなったアクティブラーニングについて考えておきましょう。 直訳すれば『活発な学習』ということになりますが、いったい何なのでしょう。 センター試験を廃止するという話は聞かれたことがあるかと思いますが、それに代わるテストと... -
【11】 考えない大学生・・・就職編
しっかり勉強することもなく、のらりくらりと大学まできてしまった『考えない大学生』もいよいよ最終章の就職となります。 就職氷河期と言われて久しいですが、果たしてそれは本当なのか疑問の部分があります。また、出身大学でフィルターをかけられる... -
【10】 考えない大学生・・・円熟編
さて大学の単位の取り方について考えてみましょう。あくまで私の通っていたころですので、今では変わっているかもしれません。 基本大学4年間で120~130単位が必要です。その中にはその学部学科の必修の科目を含むことになります。 一年間続... -
【9】 考えない大学生・・・成長編
前回から、あまり勉強せず、我慢して勉強することもなく、大学まで到達してしまった大学生の話をしました。 もちろん、すべての大学生がそうだというわけではありません。しかし、最近は我慢して勉強することから逃げてしまう子供たちが多いということ...