最近、明らかになった青田買いのニュースがありました。模擬試験の結果だけで、合格を内定させる大学がありましたね。一応一般入試を形だけでもうけてくださいとのことでしたので、実際の一般の合格最低点より内定合格者の中には点数が低い生徒がいたとか・・・ほんと一生懸命勉強して一般入試を受けた生徒がかわいそうな話です。
その大学関係者の方にお伝えしておきたいのは、間違いなく一般入試で入ってきた生徒のほうが、将来その大学にとって良い結果を出すと思います。やっぱり一般と内定では、勉強量が格段と違います。特に、最後の半年間の伸びは、内定もらってふらふらしている生徒より、段違いの学力の伸びを記録します。
まあそれでも、生徒確保が最重要ってことっですよね。生徒が集まらなければ、経営も破たんするわけですから・・・それをうまく利用する生徒がいることに問題があるといえばそうなんでしょうけどね。
ところで、このような状況にも関わらず、新しい大学ができてきています。少子化が進む中でかなり疑問が残りますが、ある雑誌にはその理由がこのように書かれていました。
「少子化が進んでいても、より大学進学を目指す生徒の比率が高くなってきているので必要なんです」
だそうです。なんか苦しい言い訳のようなきがしますがいかがでしょう。
大学進学をめざす生徒が増えている・・・まあ百歩譲ってそうであるとしても、その増えている生徒の学力や忍耐力はどうなのでしょう。
つまり私が言いたいのは・・・
そんなに勉強しなくても大学はいけるんだから、とりあえずいってみるか。
でもあまり勉強はしたくないので、推薦やいろいろ考慮してくださいね
といういわゆる『考えない大学生』を増加させるだけに過ぎない気がします。
少子化が進む中でそんな生徒のわがままも受け入れくてはならない現状は間違っているように思うのですが・・・