最近聞くことが多くなったアクティブラーニングについて考えておきましょう。
直訳すれば『活発な学習』ということになりますが、いったい何なのでしょう。
センター試験を廃止するという話は聞かれたことがあるかと思いますが、それに代わるテストとして論理的思考力を中心としたテストを意識していくと、自分から勉強するといった態度が必要になります。
そこでアクティブラーニングなんです・・・っていってもわかりませんね。
文科省のサイトでの解説も、かなり曖昧なものになっていて、ディベートなどがその一部になるとかいった感じで、これまた具体的によくわかりません。
ではそれに対して高校などではどのような対策をしているのでしょうか?どの学校の説明会にいってもアクティブラーニングだとまるで呪文をとなえるかのように言っていますが、いったい何をやっているのかご存知でしょうか・・・
ある高校は、いろいろなコース設定をして、生徒にそれを自ら選ばせるのがアクティブラーニングだといいます。また、ある学校は、自分の調べたいテーマを作って、それについて調査し、プレゼンすることなどがそのようです。
これがアクティブラーニングです・・・ってわからないですよね。
実際本当のところその意味を分かっていてそれを行っている学校はすくないのではないでしょうか。アクティブラーニングに必要な要素は・・・
① 生徒が自ら意欲を持って問題に取り組む
② 自分から問題を発見してそれを解決する努力をする
③ 特別な教科によらず、主要五教科などでも同様に行う
これらのものがそろっていないとならないことでしょう。
お子さんの目指す高校などの授業はどのようになっているでしょうか?アクティブラーニングだと呪文をいうだけで、実質何も工夫していないところがおおいですのでご注意ください。
次回は、ある定期試験の形です。