謙虚であることは、何においても重要なことではないでしょうか?特に、何かを学ぶときにはなおさらのことと思います。
ところが塾ではそうでないときが時折りあります。特に勉強法を教えていく際にそれが問題となることがあります。
以前の生徒に、HASHIKENの勉強法を教えようとしたところ、「今までこのようにしてきたので、このままやります」と主張してきた生徒がいました。かなり自分の勉強の仕方に自信があったのでしょう。
とはいえ、一つ考えてほしかったのは、そのやり方では成績が伸びなかったから塾に来ているという事。またHASHIKENの勉強法は、どんな生徒であっても一定の成果を上げているという事です。もちろん、私たちとしても、もっと良い勉強法があれば、それを推奨いたしますが、ある程度研究してきた結果の学習法ですので、これを推奨しているわけです。
そんなときに、果たして自分のやり方を変えて、取り合えずHASHIKENのやり方をやってみようと思うかどうかというところになります。その結果、成績が上がらなかったならば、私たちも責任があると思いますが、自分の独自のやり方を貫き通して、成績が上がらない理由を、塾の責任にされてしまっても困ってしまうわけです。
現に、HASHIKENのやり方を踏襲した人は成績をあげてきました。中には、それらを踏まえたうえで、自分なりにアレンジした生徒もいましたが、それは十分学習法の基礎ができているからできることといえます。
そのように考えてくると、いかに謙虚に指導を受け入れていけるかが大きなカギになることがわかるでしょう。実際プライドだけでは成績は上がらないといえるのではないでしょうか。