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【61】試行テスト実施結果

2020年度からセンター試験の廃止と変更にむけて、新しく取り入れられるテストの試行テストが行われました。やはり予定通りの問題が起きていますね。

一番の問題は点数の公平さです。今回は自己採点となりましたが、記述に関しては、まったく公平というのは難しいことが分かっています。

特に数学などには、部分点がありますし、また模範解答とは全く違う解法で答えに到達する人もいることでしょう。その場合は、模範解答とは違うので×でしょうか。また部分点も、どこまででどのくらいの点数を上げるかも、採点者によって変わってくることでしょう。

これを一人の人が採点するのならば、問題ないのですが、多数の採点者がいるとその採点基準はまちまちになるのは当然といえます。これらの公平性をどうするのか、今後の対応に期待したいところです。

【60】夏休みの短縮と猛暑

ここにきて大きな問題となっているのが、タイトルの内容です。

今年は猛暑のため、学校の授業を少なくしたい状況にありながら、その一方で夏休みを短縮して、二学期を始める時期を早めたいというこのジレンマが問題になっています。

まずは、なぜ短縮が必要になったかということです。

まもなく小学校でも英語が必修化されます。そうすると、従来の教科以外に英語の時間割を作らなければならないわけです。簡単に考えると、英語の必修化で、トータルの授業時間を増やしていかないとならなくなったわけです。

とはいえ、週休二日で、年間行事もやっとやっている中で、簡単に増やすことはできない。となると、あまり影響がでない、長期休暇を削減することになるわけです。

もちろん冬休みや、春休みなどはただでさえ短い時間なので、削減とかできるわけがありません。ですので、夏休みを短縮し、二学期を一週間くらい前倒しして、始めることでその時間を確保しようというわけです。

そこにきて、猛暑のためにクーラーの無い校舎での授業はどうなのかということになってきます。とはいえ、学習要領にはあらがえないわけですから、仕方なく暑い中での授業となります。

そもそも、夏休みとは、暑い時期に授業ができないので、その季節を避けるためのものだったのではないでしょうか。そんな当初の目的も逸してしまったこの状況。

土曜日の授業の復活は難しいのでしょうかね。

週休二日は絶対譲れないラインなのでしょうか。週休二日にして、得をしている人はいったい誰なのでしょうかね。先生たちは結局部活等で、土日出勤になっていたりしますから、なんか、現場にはあまり影響のない方々が、週休二日を豪語するための大義名分のような気がします。

現場を知らないどこかの方々が、ちょっと良いかと思ったことを推し進める状況・・・以前の“ゆとり教育”の導入時と同じように感じてしまいます。

【59】教育業界の旧態依然

教育業界は、まだまだ旧態依然の部分が多いです。そこが良いところだという人もいますが、時代に合わせて柔軟に変化させることが必要ではないでしょうか。

2020年問題に関しては、英語に関してはかなり変化が求められるのは確かですが、それ以外の教科はなかなかわかりにくいところがあります。そのため、結局、以前と同じようにするだけで十分というところが出てくるわけです。

さらに注意したいのは、この「以前と同じ」というところに問題があったとしても、ずっとそのままというところがあります。特に学校の対応に困るところで上げられるのが、学校のカリキュラムの必然性です。

本当にそのカリキュラムで、大学受験対策につながっていくのだろうか、きちんと結果につながっていくのだろうかと疑問になるところが多い部分があります。

公立の中高ではある程度シラバスに制限があるので、良いとしても、私立のカリキュラムは、かなり個人依りになっていたりして、そのところを誰かが気が付いて指摘しようにも、そこをベテランの先生であれば、なかなかアドバイスしにくいところとなるでしょう。時に、それが本校の特色だといわれてしまうとさらに困ったことになるわけです。

そのような授業が行われているかどうかの簡単なチェック方法は、配布された教科書を使っているかどうかというところでわかります。

どこに自信があるのかわかりませんが、そのような学校の先生は、自作のプリントで授業を行い、それを授業中に作業させることを目的としています。まだその内容が、その教科の基礎的なところであればよいのですが、中には、本当にただ穴埋めで、時事問題を扱う社会の先生などが登場してきたりします。

社会としては、時事問題に対する意見を自分で考えるようにするので、確かに必要といえば必要ですが、そもそも基礎学力がない中でそれを教えることに意味があるのかどうか。さらには、板書をして繋がりを教えてくれるのであればいいのですが、単に穴埋めで重要語句や重要人物・年代を暗記するといったものでは、それこそ丸暗記の何も広がらない知識を教えているに過ぎないといえるわけです。

より社会を具体的に感がると、例えば、アジアを勉強する際に、韓国の大統領などを覚えていくわけで、そのうち板門店宣言などがあつかわれるのでしょう。そもそもなぜ朝鮮半島が問題になっているのかもわからないまま、それを暗記するわけですから、知識もなにもあったものじゃない気がします。

今、私立に行かれている生徒をもつ親御さんは、是非、子供たちの授業内容に興味をもって確認してもらえたらと思います。あるいみ“カリスマ”教師は必要ないのではないでしょうか・・・

【58】”謙虚さ”が成績アップのカギ

謙虚であることは、何においても重要なことではないでしょうか?特に、何かを学ぶときにはなおさらのことと思います。

ところが塾ではそうでないときが時折りあります。特に勉強法を教えていく際にそれが問題となることがあります。

以前の生徒に、HASHIKENの勉強法を教えようとしたところ、「今までこのようにしてきたので、このままやります」と主張してきた生徒がいました。かなり自分の勉強の仕方に自信があったのでしょう。

とはいえ、一つ考えてほしかったのは、そのやり方では成績が伸びなかったから塾に来ているという事。またHASHIKENの勉強法は、どんな生徒であっても一定の成果を上げているという事です。もちろん、私たちとしても、もっと良い勉強法があれば、それを推奨いたしますが、ある程度研究してきた結果の学習法ですので、これを推奨しているわけです。

そんなときに、果たして自分のやり方を変えて、取り合えずHASHIKENのやり方をやってみようと思うかどうかというところになります。その結果、成績が上がらなかったならば、私たちも責任があると思いますが、自分の独自のやり方を貫き通して、成績が上がらない理由を、塾の責任にされてしまっても困ってしまうわけです。

現に、HASHIKENのやり方を踏襲した人は成績をあげてきました。中には、それらを踏まえたうえで、自分なりにアレンジした生徒もいましたが、それは十分学習法の基礎ができているからできることといえます。

そのように考えてくると、いかに謙虚に指導を受け入れていけるかが大きなカギになることがわかるでしょう。実際プライドだけでは成績は上がらないといえるのではないでしょうか。

【57】HASHIKENが必要とされる理由

私たちの塾を展開している橋本地区は塾の激戦区といわれてきました。現在も、大手の塾がひしめき合っている状況です。

そんな中、HASHIKENは個人塾としては最後の砦となっています。なぜ、そのように生き残ることができているのでしょうか?

大手の塾のほとんどは、映像授業に傾倒しつつあるといえるでしょう。確かに、『神授業を映像で・・・』というのは魅力化もしれません。それによって、だれでも安価な授業料でうけられるのだから、最終的にはすべての授業を映像で受ければ、塾は必要ないということになるわけです。

はたして、それで学力UPが期待できるでしょうか。

一つに、もし成績が上がらなかった時のフォローがないというのもあるかもしれません。その責任は、映像をみてしっかり理解しなかった生徒側にあるということになるのでしょうか・・・

とはいえ、映像だけの授業にはなにか大事なものが欠けているきがしませんか?

例えば、風邪のような症状がでていて、医者にいくときに、受付で、症状を書き込んで、それに合わせて、映像が流れて、自動的に診断され、結果、薬が処方されたりしたら、その診察は信頼できますか?

やはりそこに、医師という人がかかわって、症状を聞いてくれて判断してくれて、その効能なども話してくれて、処方されたほうが安心できるのではないでしょうか?

HASHIKENもそんなスタイルを確立しています。

生徒の現状を把握して、目標までに必要なことを判断し、その過程を提案して実行していく・・・それがHASHIKENの根底にある考え方です。

現に、学校や教育機関がなくならないのは、教育にはヒューマンタッチを必要とされているからではないでしょうか。極端な話、それを必要としないならネットの授業だけで教育は完結しているはずです。それができないのは、上記の内容が求められているからにほかならないと感じています。

それが教育の根本的なところにあるように感じます。

2018年 合格体験記⑩

今年の最後の合格体験記です。現役で私立の医学部に合格したW君の合格体験記を綴ります。


『自立して考える力』

入試は大変に緊張するものです。受験の時、緊張が見た目で伝わってくる人もいました。しかし、私は確固たる自信をもって全ての試験に臨むことができました。これは、HASHIKENでの日々の勉強で身につけることができた、『自分で考える力』のおかげといえます。

私が入塾したのは、まだ部活が続いていた三年の夏でした。部活の関係上、周りの受験生とは違ったペース勉強を進める必要がありました。

それを解決してくれたのが、HASHIKENのプロジェクト表です。入塾時に、何月までにこれを完了させる、といった表を全員作成してもらえるのですが、これが非常に役立ちました。勉強の見通しがつくために、モチベーションの向上に繋がり、効率的に勉強をすることができました。

各教科の先生が教えてくれるテクニックや考え方は、どれもシンプルかつ強力でした。『何故?』を突き詰める授業のおかげで、自分でも考える力がぐんぐん育ちました。気さくな先生が多く、非常に質問しやすい環境は、その力を育てるうえで、とても役に立ちました。

現在、大手の塾の主流は映像授業ですが、どうしても一方的になってしまうという難点があります。入試で問われるのは、自立して考える力です。その力を養うために、普段から自分で考える習慣を身につける必要があり、その場を提供してくれるのが、HASHIKENです。

もし迷っている人がいれば、是非体験にきてみて下さい。先生や塾の雰囲気の良さを肌で感じることができるはずです。


彼もほんとよくがんばってくれました。HASHIKENをよく活用してくれたと思います。自分のやるべきこと、やらなくてはならないことを認識して、それを実行に移す実行力があったのが大きかったですね。

最初に彼が、授業に入ってくるときに、とても私たちの授業に期待して入ってきたのを覚えています。そのために、こちらとしてもしっかりリードしていかないとならないと実感したときでした。

是非今後もいろいろな忙しいスケジュールがあると思いますが、その中で計画的に物事を処理し、自分の糧としていってほしいと思います。

2018年 合格体験記⑨

今回は文系受験でほぼ受験したところすべてに合格したS君の合格体験記です。


『己を捉え、受け入れる』

私は受験を通して、己の性分をはっきりと思い知りました。怠けがちで、何をするにしても一拍遅いのです。

私にとって受験勉強は、その性格との戦いでした。まともにしていれば成績は上がるのです。しかし、まともにしていることが何より難しい。心に巣食うナマケモノをたたき起こして、机に向かわせる、そんなことを繰り返していたのです。

正直今も、心のうちのそれが去ったとはとても思えません。生まれてからずっと共にあったといっても過言ではないものなので、仕方ないようにも思います。

しかし、実は私が彼の存在をはっきりと捉えたのは、先に記したように、受験期のことなのです。それまでは漠然と感じていただけでした。そうして、司会の端にちらついていたナマケモノをその中央に移し、よく観察したことは、大きな意義のあることでした。

私は己の本性を明確に捉えました。そうすることで己を御しやすくなったのです。私という人間に対して、第三者の視点からアドバイスできるようになったのです。

私にこのような内向な変化が起きたのは、HASHIKENの先生方という外向きな刺激があったためでしょう。先生方は、各生徒にあった助言や教導を下さりました。その言葉を私なりに咀嚼し、その結果純粋な知識や学力をつける過程で、副産物的に、しかし重要なものを得たのです。

私は後輩たちにあまり大きな口を叩くことはできません。ただ自分なりに怠惰な己を奮い立たせてるのに必死で、立派なことをしたわけではないのです。

しかしもし私のように心の中のナマケモノに苦しめられている人がいるのなら、こう伝えたいのです。

「ナマケモノを追い出そうとしなくても構わないから、それを正面から捉え、受け入れ、そのうえでうまく扱うことが肝要だ」と。

私を、この考えそして現役合格に導いて下さったHASHIKENの先生方、ありがとうございました。


自分の弱点を見極めて、それとうまく共存していくことができるようになったようですね。自分の弱さを認めることが、なかなか勇気がいりますが、それをすることが第一歩ということでしょうかね。

まずは自分の性格と向き合って、その中でどのように勉強していくかを考慮できたのはとても良かったと思いますね。今後にも活かしてほしいと思います。

2018年 合格体験記⑧

今回は、私立の法律学部に合格したHさんの合格体験記です。


私は入試を通して、注意力と粘る力が身についたと思います。

昔からケアレスミスが多く、得点源である問題も落としてしままっており、一度受けたときに一問で落ちてしまいました。

しかし、今まで行ってきたチェックテストなどでケアレスミスをなくす練習をしてきたおかげで、二月の入試では合格することができました。

長い現代文の文章や英語の長文を読む際に、内容が理解しにくいものであっても、主旨を追いかけ、わからないところがあっても、言い換え文を探すなどして読み進めることができました。

不足していたこともたくさんありましたが、その分得ることができたこともたくさんあったと思いました。これからも受験を通して得たものを忘れずに、頑張って行きたいと思います。


彼女もまじめにコツコツやってきた生徒でした。

いわれたことを忠実にやることで、学力向上につながっていったと思います。そんな素直さがなにより大事ですね。

【56】ホーキング博士の偉業

物理学者のホーキング博士がなくなりました。ほんと残念です。

時空の中に、虚数軸をつかって時間を制御することなど、面白い発想がよかったですね。障害にも関わらず、思考力は宇宙の果てまで広がっていたということでしょうかね。

重力波の観測や、ダークマターの存在、ダークエネルギーの計測など、まだまだ楽しみな要素のある物理学の未来です。基礎学問だけに、すぐにお金に結びつかないので、なかなか認識されることは少ないでしょうが、それらの積み重ねが、結局大きいんですけどね。

2018年 合格体験記⑦

今回は私立の理系大学に合格したSさんの体験記です。


私が、大学受験に挑戦しようとおもったきっかけは、高校受験の失敗でした。中学の時に、部活に打ち込んで、あまり勉強に手がつけられずにいたので、高校では、少し勉強を頑張ろうと思っての決断でした。

しかし、高校で学ぶ内容はレベルも上がり、そう簡単にうまくはいきませんでした。そんな時に出会ったのがHASHIKENでした。HASHIKENでの授業や勉強法は、他の塾では見られない独自のものでした。

まず、この塾の授業は、先生が生徒に一方的に教える授業ではなく、生徒自身が、自分で学んでできたことに関して、しっかり取得できているかを確認し、できていないところはを補う形のものでした。

こういった授業のおかげで、自分の弱点を把握することができました。さらに、この弱点を放っときっぱなしにするのではなく、『見える化』して、いつでも復習できる形にしたものが弱点ノートでした。弱点ノートは、塾で勉強した内容のものだけではなく、普通の自習の内容、学校の授業の内容、志望校の過去問まで使える方法で、効率よく弱点の補強ができました。

HASHIKENに来るまでは、「弱点の補強」をここまで徹底的にできていなかったので、HASHIKENに入ってからの学習内容の理解度はかなり高まり勉強が少し好きになれました。

もう一つHASHIKENで印象的だったのが、数学総合の授業です。この授業では、割り当てられた解答のない問題を自力で解いて自力で解説するというもので、理系のくせして数学が苦手な私は少し苦戦していました(笑)

しかし、『自分で解説する』つまり『相手を説得する解法を意識する』ことで、より数学的な記述力と、数学的な思考力が身に付き、本番の試験で役立ったと思いました。

今までHASHIKENで学んだ勉強法は、自分の学力を伸ばしてくれただけでなく、これから先、大学に行ってからも生かしたいと思いました。また受験を通して、支えてくれたもらった塾長先生や、チーフ、講師、勉強する機会を与えてくれた両親に感謝したいです。


彼女もよく頑張っていましたね。いろいろ悩むことは多かったり、学校の授業が受験をするために組まれていなかったりと苦労していましたが、最後までやり抜いたのがよかったですね。

今後も、あきらめずに問題に立ち向かっていってほしいと思います。