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【58】”謙虚さ”が成績アップのカギ

謙虚であることは、何においても重要なことではないでしょうか?特に、何かを学ぶときにはなおさらのことと思います。

ところが塾ではそうでないときが時折りあります。特に勉強法を教えていく際にそれが問題となることがあります。

以前の生徒に、HASHIKENの勉強法を教えようとしたところ、「今までこのようにしてきたので、このままやります」と主張してきた生徒がいました。かなり自分の勉強の仕方に自信があったのでしょう。

とはいえ、一つ考えてほしかったのは、そのやり方では成績が伸びなかったから塾に来ているという事。またHASHIKENの勉強法は、どんな生徒であっても一定の成果を上げているという事です。もちろん、私たちとしても、もっと良い勉強法があれば、それを推奨いたしますが、ある程度研究してきた結果の学習法ですので、これを推奨しているわけです。

そんなときに、果たして自分のやり方を変えて、取り合えずHASHIKENのやり方をやってみようと思うかどうかというところになります。その結果、成績が上がらなかったならば、私たちも責任があると思いますが、自分の独自のやり方を貫き通して、成績が上がらない理由を、塾の責任にされてしまっても困ってしまうわけです。

現に、HASHIKENのやり方を踏襲した人は成績をあげてきました。中には、それらを踏まえたうえで、自分なりにアレンジした生徒もいましたが、それは十分学習法の基礎ができているからできることといえます。

そのように考えてくると、いかに謙虚に指導を受け入れていけるかが大きなカギになることがわかるでしょう。実際プライドだけでは成績は上がらないといえるのではないでしょうか。

【57】HASHIKENが必要とされる理由

私たちの塾を展開している橋本地区は塾の激戦区といわれてきました。現在も、大手の塾がひしめき合っている状況です。

そんな中、HASHIKENは個人塾としては最後の砦となっています。なぜ、そのように生き残ることができているのでしょうか?

大手の塾のほとんどは、映像授業に傾倒しつつあるといえるでしょう。確かに、『神授業を映像で・・・』というのは魅力化もしれません。それによって、だれでも安価な授業料でうけられるのだから、最終的にはすべての授業を映像で受ければ、塾は必要ないということになるわけです。

はたして、それで学力UPが期待できるでしょうか。

一つに、もし成績が上がらなかった時のフォローがないというのもあるかもしれません。その責任は、映像をみてしっかり理解しなかった生徒側にあるということになるのでしょうか・・・

とはいえ、映像だけの授業にはなにか大事なものが欠けているきがしませんか?

例えば、風邪のような症状がでていて、医者にいくときに、受付で、症状を書き込んで、それに合わせて、映像が流れて、自動的に診断され、結果、薬が処方されたりしたら、その診察は信頼できますか?

やはりそこに、医師という人がかかわって、症状を聞いてくれて判断してくれて、その効能なども話してくれて、処方されたほうが安心できるのではないでしょうか?

HASHIKENもそんなスタイルを確立しています。

生徒の現状を把握して、目標までに必要なことを判断し、その過程を提案して実行していく・・・それがHASHIKENの根底にある考え方です。

現に、学校や教育機関がなくならないのは、教育にはヒューマンタッチを必要とされているからではないでしょうか。極端な話、それを必要としないならネットの授業だけで教育は完結しているはずです。それができないのは、上記の内容が求められているからにほかならないと感じています。

それが教育の根本的なところにあるように感じます。

【56】ホーキング博士の偉業

物理学者のホーキング博士がなくなりました。ほんと残念です。

時空の中に、虚数軸をつかって時間を制御することなど、面白い発想がよかったですね。障害にも関わらず、思考力は宇宙の果てまで広がっていたということでしょうかね。

重力波の観測や、ダークマターの存在、ダークエネルギーの計測など、まだまだ楽しみな要素のある物理学の未来です。基礎学問だけに、すぐにお金に結びつかないので、なかなか認識されることは少ないでしょうが、それらの積み重ねが、結局大きいんですけどね。

【55】なくならないカンニング

最近のニュースで英検受験の際に、カンニングが発覚したとのことでした。いつになってもカンニングはなくならないですね。

そもそもテスト偏重の現代の考査制度においては、限界があることは確かなので、あとは受ける側のモラルの問題ですね。

以前にもお伝えした通り、大学においてもカンニングは横行している状況です。もちろん、まじめに受験している生徒もいるので、すべてがそうだとは言えません。ただ、本来の学業以外に精を出してきた生徒たちには、必要なようですね。特に、語学はその影響が大きいようです。

というのも、語学とかは、結局のところそれまでの英語とかとちがって、文献などを読むために必要なものとなっているので、その先がありません。つまりは、それを使って次の段階に進むという事は、それぞれの語学科にでも行かない限り、そこで終わりとなるので、しっかり勉強しなくても大丈夫という風潮があるのでしょう。

それに比べて、基礎学問は、それを使ってさらに先の内容を勉強するので、それができていないと大変です。ですので、そこはしっかり勉強することになるわけです。

2020年の大学入試制度改革において、英検をつかっての受験も考えられているなか、カンニングがその後の進路に大きく影響を与えるのであれば、今後もなくならい傾向にあるのかもしれませんね。

【54】高いQoSのために必要なこと

いろいろな塾があるなかでHASHIKENの特長をお伝えしたいと思います。

よく補習塾といわれる種類のものがありますが、そのような塾の先生たちはどんな感じの方々がしているでしょうか?大手の塾などでも、たいていは大学生を採用して、個別指導などに充てたりしていることでしょう。もちろん専属の講師の先生もいることでしょう。

そこにきて課題となるのは、QoS(Quality of Service)が高いレベルで保たれるかということです。どこの塾もうちではほかとは違うこのようなシステムを持っていますといわれることでしょう。果たして、それを現場の教える講師が理解して、実践できているかが大事になるわけです。

きっとご父兄の方々は、その塾の先生ならみんなできるので、期待できると思われると思いますが、ほんとうにそうできるかどうかは、わからないところがあります。

特に、大学生のアルバイトの先生などですと、仕事意識も違いますし、勉強法も塾で提案されているものよりも、自分のオリジナルだったりすることがあります。また逆に、どんな良い教え方でも、それができるのは限られた先生だけで、その先生以外では期待できないこともあります。

そこで私たちHASHIKENでは、高いQoSを保つべく、毎月全教員でミーティングを行っています。そこには、アルバイトの先生も入ってもらいます。そのようにして、塾長の意向や、うちだけの部分のQoSの低下を招きかねない問題を話し合っています。これができるのは、私たちのような中小の塾だから可能といえるでしょう。

HASHIKENの特長である勉強法もすべての先生が指導できます。またプロジェクト表の活用の仕方、進捗状況の管理などもすべての先生が行う事ができます。どうぞ一度授業に参加してもらえると分かり易いと思いますので、気軽にご連絡ください。

【53】新テストの採点方法

2020年の新テスト実施に向けて、いろいろと問題が話し合われていますが、今更そんなことをっていう問題があります。

採点はどうやらベネッセにお願いするらしいですが、その採点基準が統一できないということでした。特に、国語はニュアンスが問題になってきちんとした採点にならないかもしれないとのこと。

っていっても、人が採点するからには、そうなることは明白のこと。それを分かってこの方式を採用するといっているのかと思いきや、それが問題だと言い出す始末。記述式にするからには、絶対基準で採点することなど最初から無理なのはわかっていたのではないでしょうか。

それをどれだけ差がなくなるように調整するかが、課題なのかと思っていましたが、まだそんなことを議論しているとは思っていませんでした。

そうであれば、まだマークのほうが、大量に同じ基準で短時間で処理できることを考えると戻りそうな気がしますね。

そもそも、あれだけの記述答案をきちんとした統一基準で採点することって可能なのでしょうかね。

いっそのこと、二次試験だけにしてしまったらどうなのでしょうね。

まあどのような結果がでるか、今後も見守っていかないとなりませんね。

【52】夏休みの宿題請負

この夏休みの後半で気になったのが、夏休みの宿題の請負です。自由研究や読書感想文などは確かに、時間もかかるのでなかなか難関になることが多いことでしょう。

そのために、それらをお金で解決しようとする動きがでてきていました。例えば、読書感想文なら、ほかの人が書いたものを買い取って、名前だけ書きかえればよいとか、極端な話、名前以外は原稿用紙に書いて、送ってもらって名前を書いて提出するといった具合です。

それは自由研究にも同じことが言えます。そこで観察した記録や資料などをまとめたノートなどを売り出すことになるわけです。それをあたかも自分がやったようにして提出するといった感じです。

あきらかに本来の夏休みの宿題の意味がなくなっていることは明白です。それを何でもお金で解決しようというのも問題だと思うのです。困ったらお金をだしてほかの人にやってもらえばいいといったことを、子供が覚えてしまわないだろうか心配です。

まあそうならないように、出題する側でも修正が必要なのかもしれません。例えば、読書感想文の目的は、資料を読んで、感じたことを自分の意見としてまとめる練習なわけですから、極端な話、社説の要約などでもいい気がします。

自由研究も、もう少しハードルを低くしてあげる必要があるかと思います。実験とかは確かに難しいかもしれませんが、図書館で調べるだけで話が終わる内容位から始めたほうが、本人たちのやる気が出る気がします。

どちらも気が重く、なかなか手につかずに、夏休み終わりまでずれ込むわけですから、少し出題の仕方を考えたほうがようかもしれませんね。

【51】夏休み短縮化からキッズウィークへ

ここずっと、夏休みの短縮化が進んでいて、八月に一週間くらい学校がある場合があります。同様に、冬休みも少しずつ削られていく傾向にあります。ゆとり教育の影響がこんな形で残っていくのも困ったものですけどね。あれがなければ、ずっと夏休みは同じだった気がするのですが・・・

来年になると今度はキッズウィークが導入されるとか。夏休みの短縮分をほかで休暇にするとかのようですが、そもそも夏休みを短縮したのは、二学期はいろいろ行事がおおくて、通常の授業が行えないので、その分の授業日数を増やすためだったと思うのですが・・・まあ、決める人たちにはわからないことなのかもしれませんね。ゆとり教育と同じように・・・

【50】1学期の期末テスト

今は、夏期講習前の時間となりますが、最近感じるのは、一学期の期末試験がいつにあるかということです。

一学期の期末テストですから、夏休み前に行われるイメージがあるかもしれません。ところが、最近の中学生は大きく変わっています。1学期の定期試験のスケジュールが、かなり特殊になっていて、4月に1学期が始まりますが、5月の連休明けには中間試験があります。その見直しが終わって落ち着いたかとおもった6月半ばに、期末試験があるのです。下手をすると、中間試験より期末試験のほうがテスト範囲が狭かったりするのです。中には、中間試験を廃止して、期末試験だけにして、6月半ばに行うところもあります。

このような現状は、毎年少しずつ少しずつ前倒しになっていった結果です。今後もこのように進めるとなると、6月に入る前に1学期期末テストがあるようになるかもしれません。なんのメリットがあるのかは、学校側のもののように感じますが、今後も早くなっていくことは間違いないでしょう。

【49】プレミアムフライデー

最近はプレミアムフライデーというのが話題になっていますね。月末の金曜日を早く切り上げて、余暇を楽しむとのこと。たしかに残業時間が問題になっている中で、そのような制度で生活にゆとりをもたせようとの方針のようですね~。ただし実行性は薄い気がするのは私だけでしょうか?

というのも、月末の金曜日となれば、それなりに忙しい部署も多いはずです。そんな中であえて、休みにするというのは、なかなか勇気のあることです。そこまで経済的に余裕のある企業がどれほどあるのかは疑問です。

あくまで推測ですが、ほんらいほとんど仕事が無くて、時間拘束だけの方々にとっては、大手を振って退社できる口実となることでしょう。そういう立場にある人は、そうそういないとは思いますが・・・

実際のところ、休みを増やしたところで、本当に休みになるかどうかというのは、わからないことがおおいのではないでしょうか。土曜日を休みにしたところで、学校の先生は部活による拘束が長くなったりしているところをみるとそんな気がします。

もうちょっと違ったアプローチが必要な気がしますねー。