【55】なくならないカンニング

最近のニュースで英検受験の際に、カンニングが発覚したとのことでした。いつになってもカンニングはなくならないですね。

そもそもテスト偏重の現代の考査制度においては、限界があることは確かなので、あとは受ける側のモラルの問題ですね。

以前にもお伝えした通り、大学においてもカンニングは横行している状況です。もちろん、まじめに受験している生徒もいるので、すべてがそうだとは言えません。ただ、本来の学業以外に精を出してきた生徒たちには、必要なようですね。特に、語学はその影響が大きいようです。

というのも、語学とかは、結局のところそれまでの英語とかとちがって、文献などを読むために必要なものとなっているので、その先がありません。つまりは、それを使って次の段階に進むという事は、それぞれの語学科にでも行かない限り、そこで終わりとなるので、しっかり勉強しなくても大丈夫という風潮があるのでしょう。

それに比べて、基礎学問は、それを使ってさらに先の内容を勉強するので、それができていないと大変です。ですので、そこはしっかり勉強することになるわけです。

2020年の大学入試制度改革において、英検をつかっての受験も考えられているなか、カンニングがその後の進路に大きく影響を与えるのであれば、今後もなくならい傾向にあるのかもしれませんね。