(5) 2016年合格体験記③

今回は横浜市立大学医学部の看護学科に合格したOさんの合格体験記をお伝えします。なかなかの長文です。よく書いてくれました。


 『 私は高校2年の3月にHASHIKENに入塾しました。それまでは、ただ何となく勉強していただけだったので、ほとんど基礎が身についていない状態でした。古典や英語の文法を覚えてなく、英語の長文もほとんど読めませんでした。それに加えて、生物は2年の時に学校で選択していなかったのでゼロからのスタートでした。

 すべての科目で基礎から積み重ねていきました。また英語の長文は読み方を先生に教えていただいて、前から読む練習をしていきました。HASHIKENで採用している読解のテキストを繰り返し練習したことが長文を読めるようになった一番大きい理由だと思います。

 最終的にはセンターで英語が7割、古典が9割とれたので安心しましたが、基礎は1・2年でしっかり固めておくべきだと思いました。

 私大の入試では、、第2・第3志望の大学がどちらも不合格で、その時は本当に落ち込みました。でもその分、もう後がないと思い、公立の二次試験の論文対策を頑張れました。

 私大の入試が終わってからは、毎日論文を書きました。医療的知識もある程度必要だとわおあってからは、本を読んで勉強するようにしました。書いた論文はすべて高橋先生に見ていただいたのですが、『印象が薄い』といわれることがおおく、なかなかうまく書けませんでした。

 しかし、先生が文章一つ一つに細かくアドバイスをくれたり、例をあげて説明してくださったおかげで、コツをつかめるようになりました。また、授業後や授業前の短い時間でも丁寧にアドバイスをしてくださったので、本当に感謝しています。そのおかげで第一志望に合格することができました。

 大学に入ってからは、まず看護師の国家資格を目指して頑張ります。高校3年間の反省を活かして、大学4年間を無駄にしないように看護師になってからのことを考えて、たくさんのことを吸収していきたいです。

 患者さんと信頼関係を築き、心に寄り添える看護師になれるように日々の勉強を頑張っていきたいと思います。

 先生方、チーフさん、1年間ありがとうございました。 』


彼女もよく頑張った生徒でした。特に、授業の出席をしっかりしていたのが印象深いですね。ほんと毎日コツコツタイプでした。中ほどで、医学的知識が必要になって自分で本を読んで勉強した様子がありましたが、そこが大事ですよね。自分で問題をみつけて、その解決方法をかんがえて実行すること・・・それがHASHIKENが目指すアクティブラーニングです。

最後のほうには、将来の目標とする看護師像がかかれていますが、彼女の明るい性格などを踏まえても、十分到達しうる目標だと思います。

将来、実際に看護師になって、いろいろ辛いことがあるかもしれませんが、そのときには、ここに書かれていた初心を思い出して、また先へ進んでいってほしいと思います。

『患者さんの心に寄り添える看護師』・・・素晴らしいですね。