(3) 2016年合格体験記①

今回は、つい最近の合格者の合格体験記をお伝えしたいと思います。次の体験記は、今年の合格者の一人で、国際福祉大学に合格した生徒のY君です。


『 私は高校3年になった5月頃、HASHIKENに入塾しました。2年生までは文系で、3年になって医療系の大学を目指そうと決めてから理系に転換しました。

HASHIKEN流の勉強法と、各教科の先生の熱いご指導により、当初40ほどしかなかった偏差値も、最終模試では平均55、良い教科では60まで上げることが出来ました。

理系に転換した不安や目指す所への焦り等で、なかなか勉強が手につかない時間も有りましたが、塾長先生をはじめとした講師の方々による熱いサポート、何よりチーフからの日々の後押しと応援がとても力になり、毎日の学業に集中して取り組むことができました。

そして、私は一年間HASHIKENで培った勉強法を最大限利用し、日々学び能力を上げ続けました。その結果として、私は倍率14倍や16倍の高き壁を乗り越えて無事目標とする、理学療法学科があり、第一志望であった国際医療福祉大学に入学することができました。

しかし、私の目指す所は大学入学ではなく、国家試験に合格して、理学療法士になることです。このHASHIKENで培った勉強法、カラーマーキングやまとめノート、高速学習等を余すところなく活かし続け、国家資格に合格し、困っている人の為、働ける大きい人材として最高の理学療法士になります。

本当に一年間ありがとうございました。4年後、理学療法士になり大きくなった姿を見せられるようこれからも頑張り続けます。          』


彼は本当にまじめで、素直でした。そのため、HASHIKENで提案する学習法やカリキュラムをしっかり行ってくれました。ここが一番の合格のツボですね。

いわれたことを理解してしっかりと目的を持って行うこと・・・簡単なようで難しい事かもしれません。ぜひ今後も、その特質を活かしていってほしいと思います。

【27】 大学入試2020年問題

 今回は2020年の入試に関する内容をお伝えしたいと思います。

 おおきな骨子としてはセンター試験を廃止して、学力診断テストを高校に在籍中に行うということです。その内容もマークシートではなくて、記述式となります。

 いままでお伝えしてきたとおり、数学の入試においてはあきらかに記述になることは歓迎すべきことです。しかし、採点を考えた場合、どうなるでしょうか。あれだけの受験者の解答を採点者がいて採点することができるのでしょうか

 しかもその採点基準は、最終的にはどんなに頑張っても採点者の主観などがはいりかねません。そうなるとどんなことが起こりかねないでしょうか。

 そこには、その学校の求めている人を選別することになりかねません。客観的数値で今までは振り分けられていたところを、その大学、採点者の主観で採点が許されるということになるとここに大きな問題が生じてきます。

 簡単に言うと採点者が入れたい人を合格にすることができるようになるということです

 それによって何が生じるでしょうか?

 たとえば、かなり極論になりますが、医学部の入試を考えた場合、入学後の寄付金の期待できる人や両親が同じ職業の人を合格にするようになるということです。それを避けるようにしても、すべてをきれいに除くことはできないでしょう。

 したがって、何が起きるかというと、経済格差も広がり、かなり偏った状況になるわけです。そうならないことを期待したいのですが・・・